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ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション


2003年 アメリカ
ティム・バートン 監督


幼いウィルは、父エドワードの、若き日の冒険談を聞くのが好きだった。
しかし成長するにつれ、繰り返されるホラ話に辟易し、決して真実を語らない父を嫌うようになる。
ウィルの結婚式でのスピーチで、エドワードは‘息子の生まれた日に、伝説のビッグフィッシュを吊り上げた’といつものホラ話を披露し、二人の亀裂は決定的になった。
数年後、病気で死期の迫った父に会うため、ウィルは妻と帰省する。
彼は、父の真実の姿を知りたいと望むが、エドワードは相変わらず御伽噺を語り続ける…


ティム・バートン監督は、あまり好みではない気して、敬遠してた。
「シザーハンズ」は観たけどさほど印象に残らなかったし、ファンタジー系はどちらかと言うと苦手ジャンルだ。

この作品も、評判はいいけど、どうかな〜〜〜と思いながら観たんだけども。
……………号泣。
よかった!
いい映画って、こういうのだ。

父のホラ話が延々と続き、ウィルがあるきっかけから、ほんのちょっとだけ彼の真実の姿を垣間見る。
そして、父を理解する。
危篤状態の父から引き継いで、語り始めるところからは、もう、ただ涙涙涙…

うまく言葉にできないのが、もどかしいのだけど。
メイキング映像中の、バートン監督の言葉を借りれば、
‘物事は白か黒かではなく、どちらにももなり得る
 真実にも、嘘にも’
本当にそう思う。

この映画観て、まったく感動しない人もいるだろうな。
例えば…うちの夫。
夫の父母、私の父、知り合いのNさん、昔の友人Yちゃん…
てゆうか、そういう人の方が多いのか。
うちの夫は、映画などまったく観ない。
作り物の話観て、何が面白いのか分からないと言う。
本も読まないし、音楽も聴かない。
テレビで見るのは、スポーツとニュース。(と、CM少女)
映画も、本も、音楽も、確かにすべて作りもの。
なくても生きてはいけるんです。
でも、やっぱり私には必要なのよ。
それらは作り物だけど、作り物の中に、真実があり、人生を生き抜くヒントがあり、時には生きるパワーを与えられたりもするんです。

この映画の中で、主人公のウィルは、父の愛情に気づき、そういうことも理解する。
やっぱり、相手を理解しようとする気持ちは大事だよ。
ねぇ。(←夫に言いたい)

お父さんがウィルの奥さんにポロッと言う言葉にも、息子への愛情が見えて、泣かされた。
‘つまらない大人にならないように、話を聞かせたのに’
‘あいつは話が下手だ’
とか。
親としてこの気持ちはとても分かるのだ。

医者が、ウィルの生まれた日のことを語る場面。
‘エドワードは仕事でいなかった。
 でも、どっちにしたって男は出産には関われない時代。
 それなら、ビッグフィッシュを吊り上げたって話の方が面白いじゃないか’
そうそう、そうなんだ。
なんでもない過去の出来事も、楽しい思い出として語ることができる。
私も、そういう人間でありたいと思う。
| 映画 | 12:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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